◆カンジタ症 カンジダとは、真菌というカビの一種のカンジダ菌が異常増殖して発症する炎症のことです。性行為による感染もありますが、もともと人が体内(膣内、膣管など)に持っていることが多い菌で、症状がでる「自己感染」もあります。女性に特有の疾患です。また、男性に症状が表れるのは少ないと言われています。 男性は、性器にカンジタ菌を保有していても症状がほとんどでません。 性器カンジダ症のすべてが性感染症といえるワケではないけど、性行為で移るケースもあるという事で性感染症の中に入れられています。また、包茎、糖尿病、ステロイド剤の投与などが原因で、症状がでることもあります。 症状 男性:尿道口が赤くなる。痒みがある。まれに尿道炎を起します。 女性:外陰部や膣にひりひりとする掻痒感など、ヨーグルトもしくは酒粕状のおりものの増加、性器の炎症(灼熱感、痛み)、性交痛、排尿障害 検査について 顕微鏡で検査します。その場で分かります。 治療法 膣内に薬を入れたり、内服薬を飲んだリ、もしくは軟膏を塗れば症状はなくなります。 |