千葉の性病専門クリニック

使用・用法

〇通常、成人は成人はシルデナフィルとして1回25～50mgを性行為の約1時間前に服用します。
　高齢者（65歳以上）や肝障害や重度の腎障害のある患者は1回25mgから服用を開始します。
〇服用間隔は必ず24時間以上あけてください。
〇絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

この薬は1錠中に主成分50mgを含有します。
クリニックにて50mgの錠剤をハーフカットすることも可能です。
ご希望される場合は購入時にお伝え下さい。



シルデナフィルは、性行為の30分から1時間前に服用するのが一般的です。効果は通常4〜6時間持続しますが、食事やアルコールの影響で効果が遅れる場合があります。シルデナフィルは、性的刺激がなければ効果を発揮しないため、自然な性行為をサポートする薬です。

効果

陰茎海綿体のcGMPを増大させ、海綿体の弛緩反応を増強し、内圧を増強して勃起させます。
通常、勃起不全（満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持が出来ない状態）を改善します。

効果は5時間ほど持続しますが、効き目が現れるまで30分～1時間程度かかるので、性行為の1時間前を目安に服用してください。

また、シルデナフィル錠は食事の影響を受けやすいので、きちんと効果を発揮させるためには、空腹時（食前）に服用するのがベストです。あとで食事をとる場合、服用から1～2時間以上空けるようにしましょう。

どうしても食後にしか飲めない場合、食後1時間以上空けて服用してください。
胃に消化されていない食べ物が残っていると、有効成分の吸収が阻害されるので、薬の効果が半減もしくはゼロになってしまう可能性もあります。

副作用

主な副作用として、血管拡張（ほてり、潮紅）、頭痛、消化不良、動悸などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください
シルデナフィルにはいくつかの副作用が報告されています。主な副作用には以下が含まれます：

重篤な副作用として、勃起が4時間以上続く「持続勃起症」や、心臓病患者における心臓発作のリスクが増加することがあるため、医師の指導のもと使用することが重要です。

禁忌

シルデナフィルを使用してはいけないケースとして、硝酸薬を服用している人や、重度の心臓病や肝臓病を持つ人が挙げられます。また、血圧が非常に低い人や最近脳卒中や心筋梗塞を経験した人も使用を避けるべきです。
シルデナフィルは、医師の診断と処方のもとで適切に使用することが重要です。

〇禁忌
次の患者には投与しないこと、
・狭心症などで、硝酸薬（飲み薬・舌下錠・貼り薬・注射・吸入剤など）で治療中の方
・不整脈で抗不整脈薬（アミオダロン塩酸塩）で治療中の方
・心血管系障害などにより性行為が難しい人
・最近6ヵ月以内に脳梗塞や脳出血、心筋梗塞の既往歴がある人
・低血圧（最大血圧90mmHg未満もしくは最小血圧50mmHg未満）の人
・治療を受けていない高血圧（安静時収縮期血圧170mmHg以上もしくは最小血圧100mmHg以上）の人
・重度の肝機能障害がある人
・既婚者を除く20歳未満の方（※臨床試験において、20歳以上を対象としており、未成年に対する効果や安全性が保障されていないため）
・網膜色質編成症の人
・シルデナフィル錠と併用禁止の薬を使用している人
・シルデナフィル錠の服用による既往歴（アレルギーや副作用）がある人

〇注意事項
・めまいや視覚障害（眼のかすみなど）があらわれることがありますので、高所での作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作するときには十分注意してください。
・グレープフルーツは薬の作用を増強させ、副作用も強める可能性があるので、控えてください。
・アルコールを飲み過ぎると薬が効かなくなるので飲み過ぎにはご注意ください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある方や、他に薬などを使っている方は服用時注意が必要です。（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。