■予防接種(ワクチン)とは・・・
「感染症」(昔は「伝染病」と呼ばれました)は、細菌やウイルスなどが体に侵入し、体の免疫力と戦い打ち勝った場合に病気として発症します。勿論体の免疫力が強ければ「感染症」にはかかりません。
したがって、特定の病気(例えば麻疹など)にかからないためには、特別に作用する免疫力が必要です。この病気に対する抵抗力(免疫力)を作る事が「予防接種」で、その手段として使用される予防接種が「ワクチン」です。
予防接種を受ければその病気にかかることはまずありませんが、受ける人の体質、そのときの体調によって抗体がつかないこともあります。普通健康な人が、生ワクチンを受けた場合、96~98%の方は抗体を獲得します。もし、確実についたかどうかを知りたい場合には採血をして、血中に存在する抗体を測定すればわかります。また、不活化ワクチンやトキソイド(破傷風)では、基本免疫を完了すれば98~99%の方が抗体を獲得します。ですが、抗体はできて、そのままでは少しずつ減っていきますので、一定の間隔で追加免疫を受ける必要があります。これを正しく続ければ一生涯免疫を続けることができます。 |
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海外渡航(赴任)、海外旅行、留学などに必要な予防接種の種類は行かれる国、地域、目的や期間などにより様々です。予防接種ワクチンの種類が分からない方は、ご来院下さい、詳しく説明します。ワクチンの種類により、複数回の接種が必要なワクチンや数週間の間隔をあけて接種が必要なものがございますので、海外渡航(赴任)、海外旅行、留学等が決まりましたら、ワクチンの接種の計画を立て時間には余裕を持って接種することをお勧めいたします。
A型肝炎、B型肝炎、麻疹、風疹、流行性耳下炎については、抗体検査で陽性(免疫がある)の場合は予防接種の必要がありません!
→子宮頸がんワクチンに関してはここをクリックしてください。
ワクチンはなるべく在庫を準備するようにしておりますが、接種が重なった場合など在庫が不足する場合など在庫が不足する場合もありますので、なるべく電話でご確認の上、日付の余裕を持ってご来院下さい(3日以上前の予約が望ましいです)。
インフルエンザ 4,000円
ワクチン |
対 象 |
方 法 |
追加時間 |
1回毎 |
期 間 |
破傷風
トキソイド |
○土木関係事業関係者 |
○1ヶ月間隔で0.5ml
2回皮下
○その後6~12ヶ月に0.5mlを1回
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○6~18ヶ月
○基礎免疫と追加免疫後の有効期間(5~6年) |
3,000円 |
10年 |
狂犬病 |
○東南アジア・中南米
アフリカ・その他流行地 |
○4週間隔で1.0mlずつ年齢関係なし2回。
その後6~12ヶ月に1.0mlを1回皮下 |
○6~12ヶ月
○基礎免疫と追加免疫後の有効期間(2年) |
15,000円 |
2年 |
B型肝炎 |
○医療関係者
○海外長期滞在者 |
○初回摂取後1ヶ月及び6ヶ月の計3回
○成人で0.5mlずつ皮下か筋肉 |
○6ヶ月。3回済んでも抗体ができない人もいる。
○3ヶ月済んで1ヶ月後に抗体検査 |
5,000円 |
3ヶ月 |
r-グロブリン3ml |
○A型可燃・ポリオウィルス麻疹の発病予防(免疫6ヶ月) |
○体重によって増減 |
○3ヶ月~6ヶ月 |
5,000円 |
3ヶ月 |
A型肝炎 |
○40歳以下の方 |
0.5mlを2~4週間隔2回24週過ぎ1回 |
24週後6ヶ月 |
5,000円 |
3回5年 |
子宮頸癌 |
○10才以上の女性 |
○初回接種後1~2ヶ月後
○及び半年後の計3回 |
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15,500円 |
不詳 |
ワクチンは国内製薬会社の製品となりますので、ご安心ください。
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